本質感

世の中の出来事や日常をモチーフに、「セカイの本質」を考えみつける思考ブログ。物語とユーモアをまじえ、「あらたな視点」をあなたに

人生

自分に自信がないなら、他人を褒めればいいじゃない

ある少年と少女のお話。告白した少女に対し、少年はいった。「じゃあ…今まで俺は、オマエに利用されていただけだったのか」「ごめんなさい…」少年は少女の告白が信じられず、ただボーゼンと立ちすくんだ。そして、少年は少女がいってくれた言葉を思い出す。 …

夢・目標をかなえるなら「宝くじ」を買わなければいけない

ある少年のお話。彼の住んでいる街に、サーカスがやってきた。少年はサーカスをスゴイ見たかったので、苦労してチケットのお金をかき集めた。そして、チケットを買うために行列に並んだが、少年の1つ前で完売する。最後のチケットを手にしたのは、彼より年下…

人の役に立つのが面倒なら、「人を褒める」ことをすればいいんじゃない

今週のお題「もしも魔法が使えたら」 ある婦人のお話。その婦人は、いろんな物を集めるのが趣味だった。使えなくなった物を、「いつか役に立つ」とかんがえ集めていた。そして、歩くスペースもないような、物でいっぱいの家になった。そして、家の外まで物が…

「仕事だけが人の役に立つ!」と思っている人の末路

ある少女のお話。少女が若い頃、頭に花をつけるファッションが流行した。しかし、流行は変わりもの。その流行はアッサリと終わった。でも、少女はそのファッションを続けた。周りがバカにしても彼女は続けた。大人になっても続けた。そして、亡くなるまでそ…

全ての人間は、生きているだけで人の役に立っている

ある男女のお話。彼が家を出る時は、彼女は「いってらっしゃい」といったと思う。彼が帰ってくると、彼女は「おかえり」といったと思う。ある日、彼女と話をしてる時に「あなたといると幸せ」といったと思う。その彼女は、もういない。 こんにちは、視点蝶で…

セカイは分けられ、物心は生まれ、人は争う

ある2人の少年のお話。彼らはいつも競合い、お互いが相手に負けたくないと強く思っていた。彼らの前に1本のナイフがおかれ、彼らは問われる。「さあ、2人でケーキを分けなさい」と。 こんにちは、視点蝶です。 「物心がつく」という言葉があるけど、「あっ、…

人に頼ることのできない人は、幸せにはなれない(書籍『伝え方が9割』4)

ある少女のお話。「わ……わた…し…を……た……たす…け…て」彼女は涙しながら、しぼりだすように静かな声で叫んだ。僕は嬉しかった。 こんにちは、視点蝶です。 年末というのは、いつもバタバタするわよね。やることがたくさん。計画的にやればいいのだけど、計画…

「夢を願う」ことは自己中心でしかない(書籍『伝え方が9割』3)

ある少女のお話。「決めた!わたしアイドルになる!」青い空に向かって叫んだ少女の目は、キラキラと輝やいている。少女は今のこの青い空が、世界にずっと続いていると信じていた。若いってイイですね。 こんにちは、視点蝶です。 最近は、寒くなって肌が乾…

親しいからこそ、相手を自己中心的に傷つけやすい(書籍『伝え方が9割』2)

ある夫婦の話。会社から疲れて帰ってきた夫が妻にいった。「ハラへった。飯」妻はブチ切れた。あーあ。 こんにちは、視点蝶です。 最近、食事は2食。朝遅くに起き、夜遅くに寝るせいで、もう1食を食べるタイミングを失っているわ。朝型の生活が、どんどん時…

「お願い」は全て自己中心的だ(書籍『伝え方が9割』1)

ある学校の放課後の話。彼は私を校舎裏に呼び出だし、こう言った。「あなたが好きです。僕と付き合ってください!」私は彼が嫌いになった。女心は複雑ね。 こんにちは、視点蝶です。 時間がない、時間がない。やることが、たくさんあるのに時間がない。あー…

デートで男性は「奢る」べきか、「割り勘」にするべきか

ある若いカップルの話。暗闇のなか、彼らは窮地に立たさせていた。何かに追いかけられて、今この部屋に隠れている。彼女は怯えきり、「もう…イヤ…」とつぶやき、頭を抱える。そんな彼女の肩をガシッとつかみ、彼はいう。「大丈夫。俺の命にかえてもオマエを…

才能がある人間が幸せなわけじゃない

ある大物の男の話。大物の男には、その男が目に入ってなかった。そいつを知っているし、いるのはわかっているが何の気にもしていない。馬鹿で、マヌケで、弱虫で、貧乏で、自分にへつらうしかない、どうしようもないクズ人間だと知っていたから。しかし大物…

生きることが苦しくなるのは「選択肢」がないから(書籍『今日が人生最後の日だと思って生きなさい』の感想)

ある少年の話。少年は絶望していた。残りは2日しかない。手元をみるとそこは白の世界しかなかった。真っ白、真っ白、真っ白、真っ白、真っ白。セミの声はまったく聞こえなかった。そう、彼は夏休みの宿題をまったく手をつけていなかったのだ。まあ、よくあ…

生きたるためには「武器」をもってないといけない

ある勇者の話。勇者である彼は「伝説の剣」を手にいれるためにこの城にやってきた。伝説の剣は、台座に刺さった剣を抜いた者が手に入れられる。彼は剣をにぎり、一気に引き抜く。…しかし、剣はビクともしなかった。彼が後ろをみると、たくさんの勇者が自分の…