本質感

世の中の出来事や日常をモチーフに、「セカイの本質」を考えみつける思考ブログ。物語とユーモアをまじえ、「あらたな視点」をあなたに

選挙はやっぱり「つまらない答え」より「面白い答え」よね

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ある勇者の話。

魔王との決戦前。彼らは魔王の巨大な力に絶望し、このままでは負けると思っていた。
しかし、それでも戦わないといけない。彼らは勇者一行なのだから。
夜中に勇者は起き、寝てる仲間を見渡し「じゃあな」とつぶやく。
そして勇者は1人、魔王の元へと向かった。
この後の展開はわかりますよね?

 視点蝶があらわれた。どうしますか?n

こんにちは、視点蝶です。

ロールプレイングゲームはけっこう好き。
地味なレベル上げは、あまり苦じゃないわ。
でも地味な育成ゲームは好きになれない。
前に進まない、なんでもありって状況はちょっと困るわね。

そんなこんなで今回は「仲間」のお話。

つまらない答えの選挙

明日は選挙ね。
みなさんは投票にいきますか?
選挙ってつまらないわよね。
若い子なら「選挙いくならゲームやってるよ」とかいうのかしら。
そりゃあ無党派層の投票率は下がるわよね。

しかし、なぜ選挙がつまらないかと考えてみる。
それはやはり「答えが決まっている」からでしょうね。

選挙という多数決は、公平なようで公平ではないわ。
いろんなお互いの利権などがからみあった党という「グループ」がすでにある。
グループは数の力で圧倒的に有利に働いていく。
そのグループの人数が多いと、そのグループがあっさりと勝ってしまう。
情勢に流された、ありきたりの答えの決まった「つまらない答え」がでやすい。

そのグループに対し、グループに所属していない個人が、いくら頑張っても太刀打ちはできないわ。
1人で頑張っても、100、1,000、10,000の数がいるグループには勝てない。
グループ対個人になると、個人の力なんて無力よね。

だからそのことに気づいてる、また気づいた人は、無力感バリバリに、
わたしの1票なんて意味がない。そんなんで世の中変わらないよ…
といい、選挙の投票に行かなくなるのでしょうね。

こんなすでに決まっている答えなんて、つまらないわ。

面白い答えにするには

しかし「面白い答え」にするのは、意外と簡単だったりする。

個人が自分1人じゃないと気づき、みんなと協力すること。
つまり、グループに所属してない個人は、無党派層というグループ、仲間になれば結果はありきたりにならないわ。
無党派層はなんだかんだ、グループをおおいかくすほどの数がいるし。

無党派層が選挙にいって、無党派層の投票率を大きく増やせば、無党派層というグループとしての力は強まり、結果はどうなるかわからなくなる。
決まっていた答えが、不安定になり、あいまいになり、答えがどうなるか予想できなくなる。

それって「面白い答え」よね。
面白い答えがでるのが多数決の醍醐味だと、わたしは思う。

人生でのバトル

人生、強いものと対峙することがよくあるわよね。
あきらかに力の強いグループ、また存在と。

それに対し、孤独に1人だけで戦おうとすると負けるし、どうしようもない。
すでに先の結果のみえた戦いになる。
そしてありきたりの答えが導かれ、ありきたりの道へ進むこととなる。

しかし、1人でも仲間を作るだけでも状況はかわるわ。
仲間の協力をえることで、自分の力が高まっていく。
仲間の数がもっともっと増えるなら、さらに状況はすごくかわる。

必ず倒せるとはかぎらないが、仲間の数に比例し、可能性は大きくなっていく。
ありきたりではない答えと進む。つまり「面白い答え」へと。

例「夢」のバトル

例えば「」。夢という大きい相手がいたとするでしょう。
歌手で有名になる」という夢をもって頑張っている人がいるとする。

家族には反対されて、友達はそんなの無理だと馬鹿にし、歌手仲間はなく、スタッフには距離をおき、ファンはただ利用するだけの道具だと思っている。
そんな人がどうなるかは誰でもわかるわよね。
1人で孤独に戦っても勝てない。いくら才能があっても1人で戦っては先は見えている。
答えが決まっている「つまらない答え」ということ。

しかし、友人や家族が応援してくれ、歌手仲間が力を貸してくれたり、スタッフと一緒に協力しいいものを作り、ファンの応援に感謝し、さらにもっとよい歌を届けたいと思う。そんな仲間が増えれば増えるほど、夢は近づく。
夢が叶うとは絶対的にいえないが、この先がどうなるかはわからないでしょう。
どうなるかわからない「面白い答え」ということ。

わたしたちは1人じゃない。仲間はそこにいる

人生では仲間の力を信じるのに、選挙では人はそうは考えないわ。
自分は1人だと思うし、自分1人で戦っていると思っている。
孤独な自分1人の戦いで、誰も仲間はいないと思っている。

グループに属していない無所属の人は、無所属というひとつのグループの仲間なのよ。
別の見方だと、あなたには意見がある。
そしてあなたの意見と同じことを、知らない誰かが考えていたりする。
それって1人や2人じゃない。たくさんいるかもしれない。
そんな仲間に、気づいていないんじゃないかしら。

人はそんなことを忘れる。
私たちは1人で戦っているようで、1人ではない。
仲間がそこにいるんだもの。

投票をしない。つまり意見をいうのを、戦いをやめれば、あなたと同じことを考えている仲間は悲しむでしょうね。
仲間だと思っていたのに、あなたは戦いをやめたのね…さよなら…」と彼女は1人戦いの場へと向かう。

まとめ

カンタンにいうと、
選挙はグループによって、つまらない答えになりやすい。
グループに入ってない個人は1人ではない、仲間がいる、無党派層というグループ。
無党派層の投票数を増やし、グループとして力を強くし、面白い答えにしよう。

今回の話は、ただ相手のグループを倒せばいいという話ではないわ。
もちろん無党派層の多数が、相手のグループを押すこともある。
それは別にかまわない。結果はどうでもいい。

ただ、個人でなく皆の力で出した、ありきたりのつまらない答えでなければ、それはそれでいいのだから。
それが世の中を変えるってことだと思うわ。
人生はつまらない答えより、面白い答えよね。

今、勇者が魔王と1人で戦っている。
さあ、みんなの出番かしら。