本質感

世の中の出来事や日常をモチーフに、「セカイの本質」を考えみつける思考ブログ。物語とユーモアをまじえ、「あらたな視点」をあなたに

アヲハタ ジャムの「■」

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あるライバルの話。
悪にそまった親友が倒れている。彼は主人公に負けたのだ。
「オレの負けだよ。本当はわかっていた。間違っているのはオレだと。」
彼の顔はつきものが落ちたように、穏やかだった。
そこへ、悪の幹部が突然あらわれる。
今何かを感じましたよね?

 瓶の中に閉じ込められた視点蝶

こんにちは、視点蝶です。

みんなは朝食はどっち派かしら。ご飯派?パン派?
いいえ、現代はその2つだけの質問は死語かしらね。
今はいろんな朝食のとりかたがあるようですし。
果物派とか、サラダ派とか、シリアル派とか、スープ派とか、青汁派とか、おかゆ派とか、お菓子派とか、何も食べない派とかいろいろあるし。
「質問が死語」って面白いわよね。

そういうわけで、今回は「危機感」のお話。

アヲハタのジャムの問題点をみつける

ちなみに、わたしは朝食はパン派。
パンにはいろいろなものをつけるけど、ジャムもつけるわ。


ジャムといえば、「アヲハタ 55ジャム」。
いろんな種類がありますよね。マーマレード、イチゴ、あんず、桃とか。
有名よね。最近はどのスーパーにおいてあると思うけど。
美味しいわよね。

ある日、マーマレードのジャムを塗ろうとした時に、ふと気づいたの。
ビンの中をのぞくと、黄色いなかに、何か黒っぽいものがあったわ。
一瞬、ゴミ?カビ?と思ったけど、よくみたら「■」だったの。

「■」といってもわからないわよね。
ビンにラベルが貼ってあるじゃない。
ラベルの裏側ってシールで、普通はただ真っ白。
真っ白なんだけど、なぜか角のほうに一箇所「■」の印がついている。

それがビンをのぞいた時に、マーマレードの黄色の中で、変に目立ってしまって、ゴミとかカビとか思っただけなのよね。
ちょっとこういうのは勘違いされるかもしれないので、商品のイメージダウンかしら。
まぎらわしいので「■」の印はなくして、ただの真っ白に改善してほしいわ。

思考は次の段階へ

しかし、そこでふと思ったのよね。
思考が先へ進んだの。
「逆にこれには意味があるんじゃないのかしら?」って。

それは「あえてこの■マークを入れることで、逆に注意をあおっているのでは?」と思ったのよね。

こういうものって中をあまり見ないで、無意識にジャムをとりだし塗ったりするじゃない。
もし開封してからずっと置きっ放しや、梅雨や暑い季節とかでカビてたりした場合(または何らかのことでゴミが入ってたりする場合)、そのまま食べたら危険じゃない。
そういう時のことを考えて、あえて目立つように「■」があることで注意喚起がはかられ、無意識に中をみないで塗るのでなく、注意しながら塗るようになるのではないかと思ったの。

さすがにアヲハタのジャムかしら。
ここまでお客のことを考えているとは、素晴らしいわ!

まとめ

といったジャムの考察。

まあ本当のところは、アヲハタのジャムの「■」マークは、ただ機械的な意味でついてるだけでしょうけどね。
スマホ用メモ帳の四方にある「■」マークと同じ意味かも。

みなさんもジャムは開封したらすぐ食べるように注意しましょうね。

(おまけ)犯罪者がこの町にいますよ

たしかアメリカのどこかで、犯罪をおかした人が町にいるかどうかを、住民に知らせる仕組みがあるって話を聞いたことがあるわ。
名前とか住所までは知らせないで、ただいるかどうかを知らせる仕組みだったような。
そういう仕組で、危機感を感じさせ、日常生活で注意するようにうながしているとのこと。

最近テレビをみてたら、ある凶悪事件の話をしていて、同じような仕組みを「日本でも取り入れるべきだ!」みたいなコメントしてる人がいたのよね。

で、思ったの。
たしかに日本でそういう仕組を取り入れれば、危機感があがり、注意して生活するとは思うわ。
でも中には、危機感があがるにはあがるけど、次第に薄れて危機感を忘れる人もいるだろうなとも思ったの。

わたしの友達の町では、町の山に近いところで最近クマがよく出没するの。
まあ特に事件にはなっていないけれど。
出没すると町内放送があって「注意するように!」と放送される。
最初はその友達も「クマ!」とおびえていたのだけど、あまりに頻繁にクマが出没するので、次第にそれが慣れていったの。
町内放送があっても「ああ、クマね」ぐらいに。
それと似てるなと思ったわ。

なので、そういう「犯罪者がこの町にいますよ」みたいなお知らせシステムがあっても、たぶん時間がたつと大抵の人は危機感を忘れるでしょうね。
日本って平和ボケしてるし。
それが逆にいいのかしら?

あと、そのお知らせシステムで「あなたの町には犯罪者はいない」となると、逆に安心しきって、油断して逆に危ないってこともあるわね。
じゃあ、どうすればいいのって感じ。

危機感を持ち続けるのは難しいし、ほんと危機感って難しいわ。
まあとにかく、たまには「■」を見て危機感を感じることは大事よね。