ある不良少年の話。
彼は体が大きくて、顔が怖く、寡黙で、ケンカが強く周りから恐れられている。
雨の日のある日。彼はインネンをつけられてケンカしてきた帰り。
相手は10人いたが、ボロボロになりながらも彼1人で勝った。彼は強いのだ。
歩いていると、道の脇にダンボールに入った子犬が捨てられているのことに気づく。
彼は小さく鳴く子犬と見つめ合う。
そして少年は子犬を拾いあげて、帰り道を歩んでいく。
それを同級生の少女が見ていた。
現代はこんな人っているのかしら?
こんにちは、視点蝶です。
リオオリンピック真っ最中ですね。
テレビは連日、オリンピックの話題。
最近暑いのは夏のせいなのか、オリンピックのせいなのか。
はたまた緑が少ないせいなのか。
いえいえ、緑ばっかりよ。
そういうわけで、今回は「遊び」のお話。
リオオリンピックの開会式をみる
リオオリンピックの開会式を、最後のほうだけみた。ほとんどクライマックス。
個人的には、聖火のともったあのグルグルしてる機械がカッコよかったわ。
グルグルなのか、ウネウネなのか。
なんかサンバの人の背中についている、飛び出た飾りにも見えるかしら。
あれが動くとこんな感じかも。
とにかく開会式は盛り上がっていたわ。
こういうショーをみてると「フィギュアスケートのエキシビション」を思い出す。
試合が終わり、上位5位以内の人達がショーのように好きなように演技をする。
変なコスプレしたり、道具使ってパフォーマンスしたり。
試合とは関係なく、点数もつかず、あまり制限もなく、お遊び的な要素が強い。
なぜこのショーがあるかというと、本人の得意なことをアピールする場とか、見てくれた観客に感謝をのべる場とか、引退後のアイスショーをアピールする場とか、いろいろ意見はあるみたい。
とにかくただ競技で競うより、こういうお遊びがあるのはいいわよね。
そういう意味でスポーツの中で、特にフィギュアスケートは面白いと思う。
競争だけでいいのか?
本当は、わたしはスポーツをみるのはあまり好きじゃないわ。
スポーツっていうと、どうしても競争だし。勝つか負けるか。
競争で「勝った人だけが正しい」みたいな感じはあまり好きじゃない。
特にテレビでは、勝った人、勝ちそうな人、キャラクターになりそうな子しか強調してとりあげない。日本はそればっかりになるわ。
それがまた「勝った人だけが正しい」を推し進めてしまうので、好きじゃない。
時々、テレビで優勝した人に対して「彼はすごい努力したから優勝した!」なんてコメントするけど、「いえいえ、みんな頑張ってますから」と突っ込みたい。
「他の人は頑張ってないから負けた」みたいになるから、それはちょっとと思う。
スポーツが好きじゃないというより、スポーツの取り上げ方が好きじゃないというべきかしら。
「若者のスポーツ離れ」というものがあるみたいだけど、スポーツに興味なくしているのはそういう面もあると思うわ。
学校の勉強や、会社の競争に疲れているのに、さらにスポーツでも競争をみせられると、もうウンザリでしょうね。
もちろん競い合って能力や技術が発展するのも大事だけど、とにかく勝ち負けだけを押すのでなく、遊びの要素を入れて、もっと気楽に楽しくスポーツ自体の面白さが見れたらと思うわ。
そういう意味でも、「エキシビション」っていいと思うの。
ただ競うだけでなく、純粋にそのスポーツの面白さを表現してる感じ、ただ楽しくて遊んでいる感じがいい。ただ競争だけだと「堅い」イメージしかないし。
そうすれば、スポーツがもっと身近で面白く感じれると思うの。
またオリンピックでは人気がそれほどない、地味なスポーツもいろんな人に興味をもってもらえるかもしれないわ。
なので、どのスポーツも「エキシビション」のようなものがあったほうがいいと思う。
夏季オリンピックの各競技のエキシビションを考えてみる
そういうわけで、夏季オリンピックの種目を使いエキシビションのアイデアを考えてみるわ。試合が終わった後に、どういうことしたら面白いか、遊んだら面白いかを。
※ちなみに「エキシビションマッチ」という、普通とは違う試合のことを指すものもあるけど、基本はフィギュアスケートのエキシビションの考え方を元とする
※あまりその競技を理解してない場合もありますので、ご了承ください
※くだらないジョークも含まれているので、ご了承ください
陸上
上位のみんなで鬼ごっこする。
なんか足の速い人達の鬼ごっこってどんなだろう?
服装は、ピチピチの子供服を着るとか。
水泳
イルカ vs 上位の国混合チームとのリレー競争。
動物保護団体に怒られるので、イルカを模したイルカラジコンでもいい。
人間の科学力を結集したイルカラジコン。科学の力と人間の力の対決。
サッカー
選手と観客のリフティング。
大きな風船のような球をいくつも用意し、選手と観客席の観客が球を蹴り合う。
ラストは風船を割って、紙吹雪が散ると。
テニス
室内でゲーム機の「テニスゲーム」のトーナメントをする。
もちろんゲーム中継ありで。
横にはポテチが置いてあって。
ボート
ボートをゴテゴテに飾り立てて川?を練り歩く。
川じゃなくても、トラックにのせて町を凱旋でもいいかな。
またはボートみこし?
ホッケー
観客に「お好み焼き」(または、もんじゃ焼き)をふるまう。
スティックが、ヘラ(コテ?)みたいなので。
会場の外でホッケー屋台村?
ボクシング
音と映像をあわせ、シャドーボクシングの演技で始まる。
途中で仮装した悪者っぽい、きぐるみが登場。
始めはその悪者にボコボコにやられ、倒れる。
そこで観客の熱いコール。選手は立ち上がり、悪者を倒す。
ストーリーは各自で用意して。
バレーボール
大きな風船のような球をいくつも用意し、選手と観客席の観客が球を上にあげあう。
ラストは風船を割って、紙吹雪が散ると。
※あれ?サッカーと同じ…
体操
体をいかした一発芸を披露する。
バスケットボール
コートの真ん中に大きな特別ゴールが用意され、観客がオヒネリやプレゼントをそのゴールに投げ合う。
選手は、ゴールからはずれたモノを拾って、ゴールに投げ入れる。
チームの資金にしてもいいし、募金してもいい。
レスリング
自分のコーチと対決する。
倒す前に、お互い相手に対しての1分コメントを叫んでから。
セーリング
夜にヨットに螢光的な飾りをつけ、川?を練り歩く。
ウェイトリフティング
上位の人達による、詰め合わせ重量挙げ。
スポンサーなどから提供された商品がいくつもある。
まずダンベルの棒だけがあり、商品に紐がつけられていて、好きなだけそれを棒に取り付ける。
それをあげることができると貰える。あげることができないと自腹で。
冗談で車が商品でおいてあったり。
ハンドボール
みんなでパイを投げてぶつけあう。
※食べ物は大切に
自転車
上位の人たちが各自、自転車をこいで自家発電をする。
ある地点まで電気がたまったら、電気スイッチにより、花火があがる。
花火は、自分の国の国旗の絵になるとか。
誰が先に花火あげられるか。
卓球
みんなで温泉に入ってから、浴衣に着替えて試合をする。
ラケットは温泉で使い古された雑なしろもの。スリッパ着用。
終わったら、フルーツ牛乳を一気のみ。
馬術
お姫様をもてなすマナー対決が披露される。
やっぱり紳士なので。
お姫様は、一般の人を募集。
フェンシング
試合では、顔もみえないしファッションも地味でかわいそう。
なので顔をみせファッションもバリバリに決め、ファッションショーをする。
武器を携帯して、もちろん折り返し地点に来たら、武器で決めポーズ!
観客は写真をパシパシ。
柔道
マイムマイムのような音楽がなり、みんなが順に人が変わりダンスをしている。
音楽が途中で止まった時に、パートナーの選手と柔道で戦う!
で、音楽がなったらまた普通に踊り出す。
繰り返し。
バドミントン
全ての球技の中で打球の初速が最も速いらしい。最速で時速で493kmとか。
ならその初速の速度を競い合うとか。
ギネスブック登録をかけて。
射撃
祭りの屋台の射撃を大きくしたものをする。
スポンサーから商品が提供される。
商品を倒すと、その商品がもらえる。
一般の人も参加できるといい。
近代五種
射撃、フェンシング、水泳、馬術、ランニングをする競技らしい。
敵陣を突っ切って自軍まで戦果を報告するようすを模しているらしい。
ならば、やっぱり最後は王への報告をしっかりしないと!
ちゃんと着替えて、王の前で報告する。10分くらい演説。
俺自慢でもいいし、関係者への感謝の言葉でもいいし、誰かへのプロポーズでもいいのかな。
ラグビー
一般の人(とくに女性)が参加し、球の変わりになる。
お姫様抱っこをされ、パスされ、トライされる。ゆるい感じで。
人を変えて、それの繰り返し。
ところどころでアレンジを加えて。
「俺の球だ!」「いや、球だ!」みたいな臭い芝居もいれつつ。
カヌー
丸太と紐が用意されており、スタートともにイカダを作成し、そのイカダでゴールへの競争。
ゴールにはバーベキューが用意され、来た人から食べれる。
アーチェリー
勝者をたたえ、勝者は的になり、敗者たちはトマトを勝者に投げつける。
※食べ物は大切に
トライアスロン
海と陸ときたら、空でしょ!空が足りないわ。
ラストは、みんなでスカイダイビング!
というか、スカイダイビングが競技の始まりだと面白そう。
(あれ?もしかしてそんな競技ある?)
ゴルフ
ゴルフは紳士のスポーツ。なら球を打つだけじゃなく、球に打たれる側にもたまになるべきだ。
体を丸め地面に座り、自分が打ったとして地面を転がっていく。
「これが俺の打球の美しさだ!」と自分の打球を表現する、演技する。
転がって美しさを競う。
テコンドー
蹴りが特徴なので、みんなでサッカーのPKをする。
止まった球から蹴るより、投げられた球で蹴るとか。
蹴りの美しさを披露。
まとめ
といった感じのエキシビションはどうかしら?
なんか途中から、考えすぎてわけがわからなくなってきたわ。
エキシビションになってないものも多々あるし…
まあいいわ。
でもこれぐらいのことが競技の後であったら、そのスポーツに対して、またスポーツ全体に対して好感がもてるでしょうね。
真面目な後に、ふざけることは大事だし。やっぱりギャップね!
ぜひ、「2020年東京オリンピック」はこれを採用してほしいわ。
採用したら、東京が絶対に歴史に名を刻むと思うのだけど、どうかしら?
そんなに予算かからないと思うのだけどな。