本質感

世の中の出来事や日常をモチーフに、「セカイの本質」を考えみつける思考ブログ。物語とユーモアをまじえ、「あらたな視点」をあなたに

自分に自信がないなら、他人を褒めればいいじゃない

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ある少年と少女のお話。
告白した少女に対し、少年はいった。
「じゃあ…今まで俺は、オマエに利用されていただけだったのか」
「ごめんなさい…」
少年は少女の告白が信じられず、ただボーゼンと立ちすくんだ。
そして、少年は少女がいってくれた言葉を思い出す。

鏡にうつる視点蝶。反転して反転して反転する

こんにちは、視点蝶です。

最近は、便秘で苦しんでます。
うんうんうなっても上手くでない。でにくいです。
基本は1日1回はだしますが、日によってでないことも。

そんな時に、静かな狭い空間で、私はボーゼンと絶望します。
こんなに頑張っているのに、だすことができない。なんで?なんででないの?もしかして、このままずっとでないのでは?普通の人はスンナリだせるのに私はだせない。ああ、なんて私はダメな蝶なの…と。

やっぱり出不精じゃなく、運動しなきゃダメなのかしら。

そんなわけで、今回は「褒める」について。

自分を褒めることができないから自信がない

世の中には、自分に自信のない人がいる。

どこか自分は周りより劣っているとか、普通とは違うかもしれないとか。
何か人より優れたものがあるわけじゃなかったり、自慢できる何かがなかったりと。
で、自信がない。

自分に自信がない原因はいろいろあるけど、その一つに「自分を否定する」ということがあると思う。

自分の悪いところ、人より劣っているところにすぐ目がいってしまい、否定的な言葉がたくさん浮かぶ。または、周りから見ると何でもないことを、過剰に反応し否定的に考えたりもする。
肯定的な言葉より、否定的な言葉が自分を埋め尽くす。
もちろん、そうなると自信をなくすわね。

そして、「自分を否定する」とは、「自分を褒めることができない」とも言い換えることができる。

自分の良いところを発見して、自分を褒めることができない。
通常は、人に褒められることで、それが自分の良いところと発見するのだけど、そういう経験が少ないとわからない。自分の良いところが何なのかよくわからない。自分をどう褒めていいかわからない。
別の言い方をすると、「自分を褒める技術がない」といえるわね。

だから、自信をもつには、自分を褒める技術をあげ、自分を褒めることができればよい。
技術なのだから、訓練すればある程度は身につく。
それによって、褒める技術は身につき、自分を褒めることができ、自信となるわ。

自分でなく他人を褒める

しかし、自分を褒めるのはハードルが高い。

そもそも自分に自信がないのだから、自分をどう褒めていいかわからない。
また、例え自分を褒める言葉をみつけたとしても、どこか嘘くさく感じるし、なんとも実感が薄い。
そんなんじゃあ、技術として身につきにくいわ。

なので、技術をみにつけるには、「自分でなく他人を褒める」ことをすればよい。

自分を褒めるくらいだったら、まだ他人を褒める方が楽。
他人なら、本当のこととしてリアリティをもって褒めることができる。そもそも、自分に自信がなく、他人が上のように見えているのだから、いくらでも褒めれる。

でも、大事なのは、他人の大きなところだけでなく、小さいところ、何気ないところ、ごく当たり前なところをたくさん褒めること。そして、自分との比較でなく、その人そのものを見て褒めること(自分は貧乏で、相手は金持ちとかそういう卑屈なことじゃなく)。
それによって「褒める言葉の語彙を増やす」ことがポイント。
そうして、他人を褒めることで、確実に褒める技術はあがっていくわ。

すると、そのうち自分を褒めることが自然とできる。
技術があがっているのだから、自分を褒めることもたやすい。
他人のいろんな点を褒めることができれば、自分が何気なくやっていることがスゴイことに気がつく。または、当たり前にやっていることがスゴイことだと気づくし、自分が短所だと思っているところが長所に思えたりもする。

それに、「他人を褒めることができる」ということができる時点で、自信になるわね。
日本だと特に人を褒める習慣がないので、それができるだけでスゴイ人。
自分を軽蔑する人より、自分を褒めてくれる人の方がみんな好きだし。
スゴイ技術だし、スゴイ人の役に立っている。自慢できる大きなスキルといえる。

このように、他人を褒めることで、自分に自信がつくと思うわ。

おわり

褒めるコツの1つとして、短所は長所に、長所は短所になるという「逆転の法則」がある。

「周りが見えなくなる」という短所は、「1つのことに集中する力がある」長所ともいえるし。
「ゆうずうがきかない」という短所は、「信念をもって生きてる」長所ともいえるし。
「よく失敗する」という短所は、「まわりに良い緊張感を与えている」長所ともいえるし。
「物覚えが悪い」という短所は、「余計な情報をいれない」長所ともいえるし。
「暗い過去がある」という短所は、「同じような境遇の人に共感できる」長所ともいえるし。

このように見かたによって、短所は長所になったりする。

気をつけてほしいのは、これはテクニックといった安易なものじゃないということ。
物事には完璧に良いもの、また悪いものはない。必ず両面がそなわっている。
長所と短所は常に同時に存在し、矛盾しているのが当たり前。それが世の本質。
その場の状況が変われば、いくらでも長所になったり、短所になったりするわ。

この点を意識すると、いくらでも良い点なんてみつかる。
自分を否定する言葉がたくさん浮かぶ人は、逆転させればいいだけなので、すごいたくさん見つかるわね。

しかし、頭ではわかってもできないから、まずは他人から褒める。それが先ね。
まあ、人に褒めてもらうことができれば一番いいのだけど、それがなかなかな世の中。

さて、今日はでるのかしら。
運動やだな…