本質感

世の中の出来事や日常をモチーフに、「セカイの本質」を考えみつける思考ブログ。物語とユーモアをまじえ、「あらたな視点」をあなたに

美人やイケメンと呼ぶのではなく「いい感じに崩れてる」という言い方が広まると、世界はリラックスする

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ある少年のお話。
彼には少し気になっている少女がいた。
でも、「好き」なのかはよくわからなかった。家族より好きかもわからない。愛犬のジェニファーより好きかもわからない。熱中している趣味より好きかもわからない。
もし、彼女に嫌われたら…と想像した。嫌われ、彼女がいなくなる。
それは彼にとっては確実に悲しいことだった。

名人の作った視点蝶湯呑み

こんにちは、視点蝶です。

お菓子が好きで、毎日間食としてポリポリ食べています。
夕食後も、お菓子を片手にコーヒーを一杯というのが好き。
そんなお菓子ライフ。

そして、うちにあったお菓子で、ふと変なことに気づいた。
見たことあるようなデザインのパッケージで、微妙に違うデザイン。
少し気になりながらも箱を開けてみると、綺麗に箱を開けれない。ビビビっとあさっての方向に開け口があいてしまう。
さらに、中のお菓子が一つ一つ袋に入っているタイプなのだけど、その袋がなかなか切れない。たいぶ力を入れてビリっとやぶれるぐらい。

今時のお菓子にそんなことがあるの?と疑問に思いつつ、パッケージをよく見てみると、日本産でなく外国産だった…
もちろん、外国産といってもヨーロッパといった小洒落た国ではなく、アジア系の。

どうやら、わたしの知らない間に、お菓子は外国産のものが出回っているようだった。
もちろん大手のお菓子メーカーだと日本産が多いみたいだけど、「ちょっと安い」お菓子がそうだったりするよう。知らないメーカーとか、ショップのバリュー商品とかが。

外国産となると、どこか不安になるわ。
もしかしたら何か変なものが入ってるのではないか…と。

あっ、でもお菓子って元々何が入ってるかよくわからなかったりするわね。
昔の駄菓子なんて特に(笑)
それにお菓子の半分は少女の夢でできているという歌詞もあったような(笑)

そんな何が入ってるかわからないお菓子を食べ続ける毎日です。

というわけで、今回は「」のお話。

女はちょっとブスが得をする

少し前にこんな番組があったわ。

女はちょっとブスが得をする!」という論を、元女性アイドルの芸能人がぶちかました。
簡単にいうと、美人すぎると完璧すぎてとっつきにくいけど、ちょっとブスな美人(いうなれば普通よりちょっと美人)の方がモテるということ。

まあ、確かに言いたいことはわかる。
完璧すぎると人は引くしね。なんだか別の生き物みたいに感じてしまうし、ちょっとは共感できる部分がほしいし。

しかし、この論でミソなのは「普通よりちょっとブス」という意味ではないので、すごい波紋をよぶような論。しかも、本人はどの位置にいるかの説明はなかったので、さらに波紋よびそう。

まあ、その後は炎上したかはどうかは知らないけれど、議論がハッスルしたでしょうね(笑)

「美人」と「イケメン」という言葉の終焉

それにしても、なんだかんだ「美人」に分類される人は得をする。
いろんな人が優しく接してくれるだろうし、たくさんの異性が近寄ってくるし。そして、仕事や結婚などでも得することが多いでしょうね。誰かが金額的な差を出して、すごい得をするみたいなこと言ってたし。

そして、そのことに反応して差別的に感じる人がいるし、嫉妬する人もいるのも確かね。

特に最近はテレビをつければ、毎日のように「美人、美人、美人」「イケメン、イケメン、イケメン」の連呼。一般の人を番組で取り上げる時も、よく「美人◯◯の△△さんです」といった◯◯に職業を当てはめて呼ぶことも多くなったですし(時々、そうなのかしら?という感じもあるけど…)。
なので、世の中には、どんどんとギスギスを生まれていると思う。

たまにそのようなことを言うならいいけど、最近は安易な「連呼」。
連呼して使いまわされる。そこには何の信念もないし、ただの点数稼ぎの薄っぺらい言葉でしかなくなった。もう言葉には重みはないし、何の意味も感じられない。

なので、ギスギスばっかりを生む「美人」や「イケメン」という言葉は、そろそろ終焉をむかえた方がよいと思うわ。

新たな言葉の誕生

次なる新たな言葉が必要だと思う。
そう、つまらなくなった言葉になりかわる言葉を。

そこで、今度からはそういう人を「いい感じに崩れている」といったらどうかしら。

先の「ちょっとブス」と同じように順ではなく、逆からの視点。
完璧に近いという言い方でなく、逆に完璧からやや離れているという言い方。
そのように言うことで、ギスっとしてた言葉があら不思議。こんなにも丸く感じられます。

そうすれば嫉妬や、差別的に感じる人はいなくなる。
崩れてる?…んっんっ…まあ、そうだよね!」と納得する。
そして、「うん!みんな崩れてるもんね」と納得する。なんだかホッとして安心する。

そして、世界はギスギスからリラックスへ。

美とは崩すことにあり

デザインの世界では「どう整えるか」というより、「どう崩すか」が大事だったりするわ。

人は完璧に整ったものは意外と好きなわけじゃない。
どこも同じ長さの辺の正方形はキレイに整っているけど、つまらない。何の面白みもない。
例えば、正方形の角が少しかけてたりするだけで、デザイン性を感じイイと思ったりする。

なので、デザイナーの人は、いったんは綺麗にレイアウトを整えて、そこから「どう崩すか」という視点で次の作業をおこなったりする。時には、あえて崩れている要素を使い、それをどう活かすかという視点で考えたりも。

この崩すということは、「美しい人になりたい」と思っている人には大事な視点ね。
人は、どう整えようかと考えがちだけど、「どう崩そうか」という視点があると美しさをより探求することができる。それだけ、崩すにはパワーのあること。

人って整っていることを美しいと考えがちだけど、整っていることは美しさではないのだから。

おわり

「いい感じに崩れている」…世間に広まるといいな。
ぜひ、広めてほしいです。

皆さんも美人(また女性全て)にあったら、こういいましょう。
今日もいい感じに崩れているね!素敵!」と。

もちろん、キレれられると思うけど(笑)