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本質感

世の中の出来事や日常をモチーフに、「セカイの本質」を考えみつける思考ブログ。物語とユーモアをまじえ、「あらたな視点」をあなたに

ブラック企業は、やわらかい肉を食べる

畜産の学校に通っている学生の話。
おはよう!ハナコ!
朝一番で牛舎にやってきた彼女は、元気よく牛に話しかけた。
彼女は牛の世話が大好きだし、天職だと思っている。
しかし、牛が出荷されるという運命を、彼女はまだ受け入れられずにいた。

マンガ肉をひきちぎる視点蝶

こんにちは、視点蝶です。

その昔、特別な日には、肉を出す家庭がよくあったわね。
正月だったり、祝い事だったりと。
でも、今はそんな家庭はないわ。普通に頻繁にお肉を食べる。

そういうのって、少し寂しいわね。
「特別」だから、面白かったのに。
特別が普通になると嬉しいけど、普通になったらつまらない。なんともジレンマ。

そういうわけで、今回は「」について。

世間は、やわらかい肉を求める

最近、よい肉を食べたわ。
値段の高い、よい肉。
そして、その肉はとても、やわらかかった。

しかし、なんとも物足りなさを感じてしまうのよね。
美味しくないわけじゃないけど、物足りない。

私は、カタい肉の方が好き。
カタいと、「肉を食べている」という感じがアリアリとするからかな。
噛みちぎる感じは、まさに肉。野性味あふれる肉。

しかし、世間一般では、よい肉とは「やわらかい肉」のことをいう。
値段が高い肉のほとんどは、やわらかい肉。
料理本にしても、肉をやわらかくすることに焦点がおかれているし。
そして、高級料理店も、やわらかい肉をとことん追求している。

毎回テレビで、やわらかい肉の話をされると、嫌な感じがするわ。
「口に入れたら、とけちゃっうほど!」といったコメント聞くと、何それ?と思う。
本当に人々は、やわらかい肉がよいと思っているのか疑問。

世の中で常識になりすぎて、誰も「やわらかいからどうした?」と思わないのかしら。

ブラック企業は、やわらかい肉を食べる

柔らかい肉といえば、今の企業もそうなのかしら。
特に、「ブラック企業」と呼ばれる企業。最近、何かとおさわがせな。

ブラック企業は、社員をやわらかい肉に調理する。

簡単な調理方法は、長時間を働かせることね。
そして、まともに考えることをさせなくする。
さらには、相手をせめたてる。否定して、否定して、否定する。
すると、カタかった人の信念なんて、簡単にやわらかくなってしまう。

やわらかくなったら、後は美味しく食べるだけ。
やわらかくて美味しい!」というのかしら。
はたまた、「口の中で、とろけちゃう!」とかいうのかしら。なんとも美食ね。

そう考えると昔の企業は、カタい肉のまま調理していたわ。
カタい肉をカタいままで。
肉そのものとして、人そのものとして社員と向き合っていた。
そして、カタい肉をかみしめ、肉を感じ、「美味い!」といっていた。

今、やわらかい肉を食べている彼らは、本当に「肉を食べている」という感覚はあるのかしら。

おわり

そういえば、最近みたテレビで、牛の最上級のA5ランクの肉が、一般の人に好まれなくなったという話を聞いたわ。

理由としては、A5の肉は油が多いから敬遠されるんですって。
だから、油が少し減った、下のA4ランクの肉が好まれていると。なんとも、変な話。
まあ、企業も最近あれこれ言われ、A5よりA4を求めるようになるのかしら(微笑)

おっと、皮肉(にく)がすぎたわね。肉だけに(プププ)